第9回日本サルコーマ治療研究学会学術集会

会長挨拶

第9回日本サルコーマ治療研究学会学術集会

会長 田仲 和宏

(大分大学医学部先進医療科学科 教授)

このたび第9回日本サルコーマ治療研究学会学術集会を2026年3月5日(木)、6日(金)の2日間、別府ビーコンプラザにおいて開催させていただくこととなりました。本学術集会を主催させていただきますことを大変光栄に存じますとともに、関係の皆様に心より感謝申し上げます。

本学術集会は肉腫(サルコーマ)に関わる様々な診療科の医師、研究者、医療スタッフ、関連企業、患者さんが参加される学際的な学会であり、サルコーマに関する臨床と研究の多方面にわたる課題について活発な討論が行われる予定です。
希少がんであるサルコーマは小児・AYA 世代から高齢者までの幅広い年齢、全身のあらゆる部位に発生する悪性腫瘍であり、その希少性ゆえに治療開発には非常な困難を伴います。運動器に発生することが多いため整形外科で扱われることが多いものの、後腹膜や頭頸部、婦人科、皮膚科領域にも発生し多くの診療科が関与します。近年では遺伝子変異に基づく病理診断が治療選択における重要性を増しており、薬物療法を行う腫瘍内科医や放射線療法を行う放射線科医の協力も不可欠です。小児に発生することも多く小児科との連携、さらには治療前後のリハビリテーションも重要です。そのためサルコーマの治療成績の向上には学際的な協力が必須であり、診療科や職種を越えた最新の情報を共有する場が必要です。本学術集会はその場を提供できる貴重な機会と考えています。

第9回学術集会では、参加する皆様がそれぞれにサルコーマの治療、研究に向き合ってこられた思いを一つにし、サルコーマ治療研究学会を新たなステージへと進化させる契機にして欲しいという想いから、「サルコーマ治療研究 “一以貫之”(Sarcoma Treatment and ResearchーPrinciple and Conviction)」をコンセプトに開催いたします。サルコーマに関わるすべての領域の研究者による学際的な連携、医療スタッフ、関連企業、患者さんも交えた活発な議論により、サルコーマ治療研究のさらなる発展に寄与できればと願っています。

本学術集会が九州の地で開催されるのは初めてです。大分県は日本一の温泉県であり、別府市は源泉数、温泉湧出量共に日本一の温泉リゾートです。開催時期も温泉で日頃の疲れを癒して頂くのに最適かと思います。皆様方の温かいご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、多くの方々のご参加をお待ちしております。

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